当機構について


GREETING

一般社団法人日本動物福祉認証機構は、アニマルウェルフェア(動物福祉)の国際基準を日本から発信し、持続可能で倫理的な未来を目指しています。ISO/TS 34700に準拠したAW JAS規格を開発し、グローバル企業や海外市場にも対応した認証制度を提供します。また、国内では消費者のニーズに応える階層的なAW認証システムを構築し、動物福祉への意識向上に貢献しています。

さらに、AW認証審査員の育成にも注力し、専門的な講座や資格取得を通じて高い水準の審査員を育成しています。理事には、動物の身体的健康を担う獣医師、心的健康を見守る動物行動学者、そして動物の権利を代弁する擁護者がバランス良く加わり、多様な視点から動物福祉の改善に取り組んでいます。豊富な経験と実績を基に、私たちは日本から世界へ、動物福祉の新たな未来を切り開いていきます。


PROFILE

代表理事

獣医師/北里大学獣医学部獣医学科卒
一般社団法人日本動物福祉認証機構代表理事
株式会社アニマルウェルフェア代表取締役社長
アニマルウェルフェア上級資格取得獣医師
国際ペット総合専門学校非常勤講師

小動物臨床を経て、 大動物に関わる為に公務員に転向。
と畜検査員として働き、 全国表彰を受ける。人の保健所で食品衛生監視員として、 食中毒の予防や調査、飲食店の許可など食品衛生業務に携わる。

と畜検査員として長く食肉衛生行政を担う中で、家畜の取り扱いや置かれている状況に疑問を抱き、様々な勉強や研究を続けていく中で、アニマルウェルフェア(動物福祉)の概念に行きつく。アニマルウェルフェアとは、動物たちが健康で幸せに暮らせるように、人間ができることをすること。動物たちは、食べ物や水、適切な場所、そして病気やケガを治す医療を必要としています。また、動物たちには自分たちの行動を自由にすることができるように、十分なスペースが必要です。これらのことを考え、動物たちが幸せに暮らせるように、人間ができることをするのがアニマルウェルフェアです。これを日本に根付かせる事を決意し、公務員を退職。

犬猫などの愛玩動物から、 牛豚などの畜産動物、そして人の生命や健康を助ける仕事に携わり、人・動物・地球環境をより良くする為に2023年11月22日に株式会社アニマルウェルフェアを創業。経営を続ける中で、国際認証や国内認証、人材育成の重要性を感じ、株式会社で営利として独占するのではなく、第三者認証団体と教育機関の設立を志し、2024年11月8日に一般社団法人日本動物福祉認証機構を設立。

理事(科学担当)

東北大学名誉教授

昭和53年東北大学大学院農学研究科博士課程修了(農学博士)
昭和55年~昭和63年宮崎大学農学部・助手
昭和60年~昭和61年英国Edinburgh大学 派遣研究者
昭和63年~平成6年宮崎大学農学部・助教授
平成6年~平成14年 東北大学農学部・助教授
平成14年~平成17年独立行政法人農業・生物系特定産業技術研究機構畜産草地研究所
放牧管理部長
平成17年~平成27年東北大学大学院農学研究科・教授
平成27年~平成31年帝京科学大学アニマルサイエンス学科・教授
平成31年~令和4年公益財団法人 農村更生協会 八ヶ岳中央農業実践大学校
畜産部長
平成27年~現在東北大学・名誉教授

主な著書

単著:(2005)アニマルウェルフェア.pp.1–194. 東京大学出版会.東京.
共著:(2009)ヒトと動物の関係学〈第2巻〉家畜の文化. (秋篠宮文仁・林良博編). pp.256-280.岩波書店. 東京.
共編著:(2011)動物行動図説.朝倉書店.pp. 1–216. 東京.
共著: (2013)今を生きる 5.自然と科学(吉野博・日野正輝編). pp.185-198. 東北大学出版会. 仙台.
共著:(2014)草地農業システムの多面的機能とアニマルウェルフェア.(矢部光保編著). pp. 154-171. 筑波書房.
共監訳: (2017)動物福祉の科学. pp.1-405. 緑書房. 東京.
共著:(2018)人と動物の関係を考える.(打越綾子編). pp.47-83. ナカニシヤ出版. 京都.
共著:(2021)学術会議叢書28:日本の食卓の将来と食料生産の強靭化について考える. pp. 129-152. 日本学術協力財団. 東京.
共著:(2022)畜産学. pp.169-197. 養賢堂. 東京.
単著:(2024)アニマルウェルフェアを学ぶ. pp.1-139. 東京大学出版会. 東京.

他多数

理事

米国ニューヨーク州立(SUNY)の大学「ビジネスアドミニスレテーション」修了。後にザ・ヒューメイン・ソサイエティ大学大学院で「動物の政策とアドボカシ」を学ぶ。2017年にアメリカの大手家畜福祉団体「ザ・ヒューメイン・リーグ」に入社し、ステーティングメンバーとして日本支部の設立から参加。エシカル消費、 SDGsの中にも含まれるアニマルウェルフェアの視点から採卵鶏のケージフリー飼育を促進するために、大きなバイイングパワーのある企業と、ケージフリー鶏卵の調達について話し合いを続けている。2024年2月には非営利の「一般社団法人アニマルウェルフェア・コーポレート・パートナーズ」を立ち上げ、これまでのエンゲージメントを続けてきた大手企業が、アニマルウェルフェア政策、ケージフリー鶏卵の調達政策を導入できるようアドバイザーの仕事に従事している。また「アニマルウェルフェアフードコミュニティ」の役員、「アジアフォーアニマルズ」のコーポレートチームを務める。動物擁護の活動は国内外で20年以上の経験がある。

監事

アニマルウェルフェア上級資格取得獣医師

大学卒業後、動物病院にて小動物臨床や眼科二次診療に従事、どうぶつ眼科専門クリニック 眼科レジデント(2018.6~2023.12)、比較眼科学会臨床生涯教育プログラムセミナー修了(2022)、アニマルウェルフェア上級試験合格(2024)


OUTLINE

会社名一般社団法人日本動物福祉認証機構
代表理事岩田 憲明
所在地〒107-0062 東京都港区南青山5-6-9 サウス青山マンション504号

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未来を守るための一歩を、動物たちへ。

私たちの活動は、動物たちの「声なき命の認証」です。BBFAWやBB4といった国際ランキングは、動物福祉の取り組みが評価される重要な指標となっています。皆さまからの寄付は、動物たちの生活を改善し、同時に御社の社会的価値を高める一助となります。共に、動物たちの未来と私たちの世界を守るための歩みを進めましょう。

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